肩こりの原因もやはり仙骨周辺の筋肉にある!

仙骨と肩との関係

 左図は腰椎と仙骨と肩との関係を示した一例である。赤い部分が広背筋であるが、広背筋は一方が第6胸椎から腰椎そして仙骨にかけて付着しており、もう一方が上腕部の上部に付着している。
 このことからも分かるように、仙骨周辺の筋肉が硬くなると当然広背筋も影響を受け、腰椎、仙骨部周辺の広背筋も硬くなる。するとそれらに引っぱられるように、もう一方の付着点である上腕部上部周辺の広背筋の可動も鈍くなり、肩関節の可動を悪くする。腕が挙げづらくなるのもこのせいである。
 関節はその関節を形成する筋肉の一部でも可動が悪くなると、関節全体に影響を及ぼし、痛みや苦しみを引き起こす。
 その他、肩との関連性がある筋肉に僧帽筋(そうぼうきん)などがある。僧帽筋は、一方が頚椎・胸椎・腰椎に付着し、もう一方が肩甲骨上部の肩甲棘に付着している。このことからもやはり、腰椎周辺に付着する僧帽筋が硬くなると肩甲骨周辺の筋肉の可動が悪くなり、肩こりを引き起こす。
 それから忘れてはならないのは、体前面の鎖骨・胸骨部位である。この部位も肩を支配する筋肉の重要な付着点である。
 このように、仙骨と肩はお互い密接に関連しあっており、仙骨周辺の筋肉をほぐさないと肩こりの根本的な解消は望めないのである。

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